良作！やっぱ映画はいいなぁ。マークラファロによる最後のメッセージがとても良かったです。こうゆう事を伝えたいんだという意志が伝わってきたし、映画としても分かりやすかった。
ああいう弁護士はカッコいいよね、尊敬します。出来事の時期も最近で驚いた。
実話を基にした映画って淡々とし過ぎていてこれじゃドキュメンタリーじゃん、娯楽じゃないよって言いたくなる事が多くて、だから個人的にあまり好きじゃない。でもこの映画はちゃんと感情を揺さぶるような工夫がしてあって楽しめた。知的好奇心もくすぐられた。最後の決闘裁判くらい良い出来なんじゃないか！？人にもオススメしやすい内容でした。
ただ一点だけ、ケチをつけるとしたらアンハサウェイ。いや、誤解なきように。アンハサウェイは相変わらず素晴らしいんです。ただ素晴らしすぎて変に目立ってる。奥さんという役柄を飛び越えて1人の女性、バリバリのキャリアウーマン感が出ちゃってた。マークラファロと並んでいてもあまり夫婦に見えなかったのよね。まあ、これはアンハサウェイのこれまでの役柄にも多分に影響されてしまっているんだろうけど。だから、キャスティングミスだと思います。
