とーんとーん

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男のとーんとーんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人体に影響あるレベルで有害物質を不適切処理したテフロン製造会社ドゥポンに対して工場地元住人の弁護をする弁護士の話。

テフロン加工の鍋を空焚きしなければ有害物質は出ないって記事信じて使ってたけど、なんだか信用出来なくなってきた。

有害物質でも法律で有害物質認定されてなければ規制の対象外。あ~そうよね、脱法ハーブとかもそうだもんね。法律って万能じゃない。

弁護士視点の話だから話題にしか出てこなかったけど、大企業様はお金があるから自分に有利なようにロビー活動してるって聞いて『女神の見えざる手』を思い出した。

エイリアスのパパことヴィクター・ガーバーはテフロン製造会社側の弁護士役。何か隠密活動してる感じの役がお似合い。

大企業相手に訴訟起こしてるから、毒盛られたり、問題の有害物質摂取させられたり、車に爆弾仕掛けられたり、暗殺者に狙われたり、中立なはずの専門家が寝返ったりって匂わせる演出にまんまと引っ掛かりながら
不安を煽る緊張感のある音楽で裁判の行方をそわそわしながら集中して鑑賞出来た。
とーんとーん

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