レッドアップル

ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男のレッドアップルのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

裁判の特徴の中から「時間」という映画的主題を取り上げた映画。あのジャンプカットの使い方にもそれがよく表れてる。
『6才のボク〜』には届かないまでも、告発的な題材だからこそ、実際に被害と共に成長した身体をありのまま画面に登場させることに成功している。
テーマ選びによって、形式を一つの高みに到達させた良い例。


『大統領の陰謀』さながらのパラノイアサスペンスかと思いきや、『TAR』のようなホラー演出に踏み込んだあの場面が一番面白い。