ひいろ

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来のひいろのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

観終わってからもずっと考えさせられるし、また観たいし、色んな人に勧めたい。

話は王道で、人間の開拓・開発によって故郷を奪われた妖精が、多くは共生を選ぶ中一部の過激派が人間と戦い自分たちの土地を取り戻そうとする…みたいな。
平成狸合戦ぽんぽこみたいな設定。
もののけのコダマみたいなのが出てきたり都心に急に木を生やしたりするとこはジブリか!って感じだけど、キャラもストーリーもしっかりしてて、これを観てジブリを引き合いに出すのはむしろ自分の引き出しの少なさや幼少期からのすり込みが露呈しているようで恥ずかしい…

本作では少年漫画のような主人公の成長もしっかり描かれてるのが良き。
敵味方の境が薄くて真の悪役(悪人)が居ない分ラストが物悲しい。
大抵物語ってのはみんなある意味メリバだけどこれも例外ではない。
自然と都会が違うタッチで対比されてたり、キャラの動きや表情の作画も良かった。
主人公はネコverもショタverもめちゃ可愛い。
観る前から豪華キャストに期待してたが、みんなハマっててとても良かった!
ひいろ

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