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悪なき殺人のkurtのレビュー・感想・評価

悪なき殺人(2019年製作の映画)
3.6
フランスの雪深い僻地の村で、1人の女性が行方不明になり、捜査が進んでいくのだが、、。

それぞれが秘密を抱えた登場人物の目線でパート分けされ、話が進む構成。偶然に偶然が重なり話が繋がっていく流れがお見事!
登場人物達が皆んなどこか胸糞な部分を持っていて、どこかこじらせてる人物ばかり。笑

すれ違いコントの様な側面もあり、ある人物のパートでの違和感が、他の人物のパートで回収されていく展開の連続が楽しいしスッキリ。
めちゃくちゃ脚本と構成が緻密に練られていた。

少し偶然が過ぎる気もするが、あの黒魔術が効いているのか?笑 「人は偶然には勝てない」と言った通りになっているのが、少しゾッとした。笑

先の読めない展開と予想外の真相、繋がりまくるストーリーが非常に良く出来た作品でした。
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