kanko

わたしの叔父さんのkankoのレビュー・感想・評価

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)
3.8
映画の紹介とか読むともうちょっとほのぼのした話なのかなと思ったが案外とヒリヒリしたものも自分は感じてしまった。肉親なるが故の反発してみたり存在に苛立ってみたり、けれどもしっかりと底に愛情が流れている。
ああ、こうやって、ずっと2人でやってきたんだなあと淡々と繰り替えされる朝食のシーンを見ていて思う。

繰り返される日常、けれどさりげなくも時間は変化をしていく。やがて人生から去っていく叔父と自分の世界を生きなくてはならない姪と、分りつつの終わり方がいいなと思った。

ちょっと昔の話?とか思ったらニュースにトランプとか出てきたり、けっこう直近の設定。流れてくるニュースにも時の移ろいを感じます。
後、彼氏に対するシーン、ちょっと驚いた(汗)
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