淡々といつものルーティンを送る叔父とクリスの日常。セリフが殆どなくても日常の様子で2人の関係性が良く分かる。
しかしもって強烈なほどの共依存。
いくつか新しい扉を開くチャンスがあったのにも関わらずそ…
映画の語りとしても、ドラマとしても、人間の洞察としてもよく出来た作品だった。壮大なテーマや舞台を用いたからといって、壮大な作品になるとは限らないように、小さなテーマや舞台を用いたからといって、小さな…
>>続きを読む主人公は二十代の独身女性、幼い頃、両親を亡くし、叔父に引き取られ育てられた。
叔父は体が少し不自由で、主人公は叔父と力を合わせ、農家の仕事をこなしていた。
主人公には獣医になるという夢があった。
変…
中学生の頃から叔父とともに農業や酪農を営みつつ、叔父の介護を行うクリスの生活や生い立ちを描くデンマーク映画。
自分が目指したいこと、挑戦したいことがあってもクリスが中学生の時からお世話になっている…
足の不自由な叔父と、介護しながら酪農を営む姪の人間ドラマ。デンマーク映画は「ギルティ」以来。家族か夢か恋愛の葛藤。少ないセリフと静かな音響の日常描写。
葛藤には共感するが、共依存が病的で引く。福祉サ…
「誰かのために生きることは、ほんとうの幸せか?」
公開年: 2021年
監督: フラレ・ピーダセン
キャスト: イェデ・スナゴー、ペーダ・ハンセン・テューセン
人生の選択と他者への愛を静かに描い…
クリスのデートに
伯父さんがついてくる
なんとも異様な雰囲気
自分が夢を追いかけると
身体の悪い伯父さんは
大変なことになるという心配が
現実化するという
クリスも伯父さんも
共依存関係
恋人に…
キャストにハエがいた。
画面全体が田舎の物悲しさを感じる色調に支配されていて、開放感がなく、閉じた静けさを感じた。そのトーンがクリスの内面と重なるようで、変化を起こすことを恐れているように感じた。…
小津安二郎LOVEなデンマークの監督の作品。
ひたすら静かに穏やかに淡々と繰り返される毎日のルーティン。テレビから流れてくるニュースの音声からは、世界の動きの目まぐるしさが伝わってくるんだけど、見…
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