薄

わたしの叔父さんの薄のレビュー・感想・評価

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)
3.0
デンマーク発の「晩春」系映画。静かに淡々と日常が描かれるのも小津的で、監督が小津安二郎を師と仰いでるというのも納得。

本人も叔父さんも言いたい事・やりたい事はがあり、やらなければいけない事、言わなければいけない事も分かっていながら踏み出せないというのがリアル。

最後は踏み出す決意をした顔で終わったと受け取ったが、どっちの道を選ぶのが正しいということでもないと思う。何が幸せかなんて本人にしか分からないし。
薄