2023/02 GYAOで。デンマークの農村で叔父さんと2人暮らしをする女性の話。淡々とした日々に起きる変化。可笑しいやら微笑ましいやら。
でも彼女の気持ちはちょっと分かる気がする。「もう辛い事は起きて欲しくない」というのが彼女の1番の願いで、自分が傍にいれば少しでもその可能性を排除できるのではないかと思っている。その気持ちが切実で、他の事は優先されない。
彼女は毎朝数独を開きますが、数独もずっと同じ事を繰り返すゲームなので、いい小道具だなと思いました(無心になれて楽しいですよね、数独)。
叔父さんの優しさも彼女の願いも、どちらも互いを思うゆえだと思うと、どちらの気持ちも明るい形で報われてほしい。
些細な、ほんの少しの変化が再び(今度は別の形で)起きるラストとその余韻も良かったです。
