もね

わたしの叔父さんのもねのレビュー・感想・評価

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)
4.3
えー、涙が出たよ。

叔父と二人暮らしのクリス。

毎朝5:30に起床。
制汗剤を塗り、髪の毛を梳かして結ぶ。
叔父を起こし服を着替えさせる。
二人分の朝食を用意。
クリスはシリアルを食べながら数独を解く。
そして酪農に精を出す。

父が亡くなってから叔父と12年間。
高校を卒業するころに叔父が倒れた、
せっかく合格した獣医学部も諦める。
なんとなくいい感じの男性とも進まない。

って、てっきりクリスは同じ毎日に嫌気がさしているのかと思ったらそうじゃなかった!
毎朝、ムスッとして数独なんか解いてるし。

クリスも叔父さんもお互いを思い遣っている。
デートにも叔父さん連れ、コペンハーゲンにも叔父を連れていけないかと考える。
叔父さんもなるべく自分で動こうとし、リハビリなんかもしちゃう。

マイクはこんな日々、続かない、と。

そして二人が選んだ結末は。

映像も美しかった。
こんなところに住んだらどんな感じなんだろう。何もないとつまらなく感じるのか、季節の移り変わりを楽しめるのか。
もね

もね