ねこがタイムトラベルして日本の歴史を振り返る作品。
ねこのフクちゃんが、タイムマシンのヤッちゃん（８号）で、日本の過去にタイムトラベルする。
坂本龍馬と出会い、龍馬と一緒に各時代の歴史ロマンカルタをつくりながら現在に戻って来るというストーリー。
猫の視点で日本の歴史をモディファイして描いている。
短い時間内で日本の歴史をよく纏めているが、幼児が初めて日本の歴史を本作品で学んだら、湾曲した知識として覚えてしまう危険性があり、少し心配。
面白く表現しようとしていることは分かりますが、教育番組なのでしょうから、正確な知識としてインプットできるように製作して貰いたかった。
またカルタの内容も、折角各時代ごとに作っているのに、時代を象徴した内容になっているようには思えないのが残念。
NHKの幼児向け映画は、本作品に限らず対象鑑賞者であろう子供の能力を過小評価しているように感じられる。
子供が日本史を分かり易く学ぶ作品というよりは、日本史を知っている大人が息抜きに観る作品かもしれない。
地上波TVで鑑賞
