東京国際映画祭、アジアの未来部門。
45年間誰も死ななかった山奥の村では、超高齢化が進んでおり…。
死神に存在を忘れられたのでは、といつしか誰かの死を期待し始めたヨボヨボの村人たちによる、ブラックユーモアに溢れた物語でした。
監督はフォトグラファーとして活動されているとのことで、本当に美しいカットがたくさんありました。
山奥の村が舞台なので、壮大な自然を遠目で撮影するカットが圧巻でした。
"アジアの未来部門"という部門の名に相応しい、高齢化が社会問題となる世相にもマッチした緩めのコメディ作品でした。
