狭須があこ

約束のネバーランドの狭須があこのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2020年製作の映画)
4.0
ちょうど一昨日、北川景子のファンミーティングでコメント2回も読んでもらって気が狂ったタイミングで見てしまったので、脳ミソが「5億点!5億点!」って叫んでいるんだけど私は北川景子のDVビデオを見に来たワケじゃないはずなので、ひん曲がった理性のシワをいま必死で伸ばしてます

うお~~~~~~~~~~っっっ
北川景子~~~~~!!!!(むり)

原作マンガは、「尾田栄一郎が帯コメントを書いている」という理由だけで1巻と5巻を持っています
何となく序盤の話は知ってて、「アイランド」みたいなやつ、という認識。映画に出てきた内容は中盤くらいまで知ってました。

いやァ。
実写映画化としてはかなり成功じゃないですか
展開が早い割に内容が薄く、VFXもうちょい…!ってなるとこを、原作濃度、俳優&ロケーションの美しさで補えている
原作と年齢設定が違う!と言われてたけど、いろんな人種の子供が揃ってるので約ネバらしさを感じたし、あんまり気になりませんでした。

たまに不自然な画のシーンが飛び出すな、っていうのと、レイの演技はまだまだポテンシャルがありますね、ってくらいかな
浜辺美波のあざと笑顔と渡辺直美の顔芸でゴリ押しされるのは、私はだいぶ楽しかったです。

映画開始直後から不穏なのはちょっと予想外だったんだけど、原作もこんなだったっけ
平和な普通の孤児院、と思わせておいて…バン!!!えっ、こんな話なの!?
みたいなだった気がしたんだけど、違ったかな。

私は、かわいくて絶世の笑顔をふりまく北川景子がめちゃめちゃだいすきなんですが、いつの間にかこんな役でも輝く女優に完成していたとは。すべての挙動が美しく、うるわしく、ゆきとどいていて慈悲深い。

あぁ私の女神
私もこの檻のなかで育ち、脚を折られ、優しく冷たく微笑まれながら死にたかった…
ファンミーティングで「あなたの出荷が決まったわ、って言ってください」という私のコメントは無情にも読まれずに流れていったものの、この映画のDVDを買えばグレイスフィールドに閉じ込められることができますね。
買います。

パンフレットを読んで、最後のシーンが原作にないシーンだと知りました
あそこがとてもよかったの、北川景子のせいだったのかぁ。イザベラが出てくる巻だけ、原作も買おうかなぁ~…
狭須があこ

狭須があこ