18禁とするほどの描写があるようには感じられませんが、ここのアベレージよりは楽しめました
大きくわけて前半の「脅し」パートと後半の「拷問」パートとありますが、前半の「脅し」パートが良かったですね
深夜のガソリンスタンドにやってきた2組の客、片方は商品が高いと言いながらクレジットが使えず現金で払う、もう片方は2人組みで1人が主人公の名前を読み上げながらビデオ撮影をしもう1人がそれをたしなめる、ただそれだけなのに何かいやな空気が漂っているのがわかります、加えて片付けたはずの掃除機が外に出されていたり主人公の相方の彼氏が金の無心にきたりと、心がざわつく平穏とはいえない夜が更けていく中で2人組みが戻ってきて…
冒頭の大層な脅し文句や芝居がかった演出、時系列をぶった切ってバラバラに挿入されるせいで低く評価されている気もしますが、可もなく不可もない程度のクオリティはあると思います
さらに言うと小学生の時に見たバレンタインをテーマにしたオムニバスドラマと、かつて大日本プロレスに参戦していたCZWのせいで人体にホチキスを打ち込むのは大好物ですし、同じく大日本プロレスのせいで人体に針を通すのも大好物
なのでむしろ好きな作品かもしれません
