マネシツグミ

約束の宇宙(そら)のマネシツグミのレビュー・感想・評価

約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)
3.8
「ファースト・マン」のような自己陶酔ではなく、「ルーシー・イン・ザ・スカイ」のような狂気でもない、宇宙を目指す一人の女性の生身の姿を描く秀作。
マット・ディロンの女性蔑視とアメリカ至上主義には嫌悪を感じたが、それを含めてグローバリズムであり極限のミッションを遂行することに必要なことかと、次第に思えてくる。
いつか誰もが宇宙に行ける日がくるだろうが、彼女たちの偉業と貢献を忘れない。