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濡れ髪牡丹のhummingbirdのレビュー・感想・評価

濡れ髪牡丹(1961年製作の映画)
4.0
3000人の子分を持つ親分・おもんの婿選びで、候補者に難題が出され、瓢太郎は最初の審査に合格するが…。

劇場でもクスクス笑いが絶えなかったとても楽しい作品。なんでも免許皆伝している雷さま(コメディもいけるなんて!)や、小林勝彦、大辻伺郎のコミカルな演技がおかしい。

敵に囲まれた京マチさんが、傘を片手に戦おうとポーズを取る場面はすごく粋(しかも傘は仕込み傘!)。安部徹は本当に卑劣な役で、これも楽しい。清水宏ばりに移動するカメラも良かった。

「市川雷蔵祭」
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