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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのshuntarのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマン単体映画ながら、エンドゲームに匹敵する面白さ。愛する人の死、友人との別れを経て、スパイダーマンはもう立派なヒーローとして成長した。母性本能をくすぐるとか言ってられない。3人のスパイダーマンが揃ってから、特にアメイジング版のアンドリューガーフィールドが、最後にMJを助けたシーンには、アメイジングを見たときは、グウェンを助けられず、死なす必要あったのか?と脚本に疑問を持ったところであったが、今回、同じ落下のパターンで、MJを助けられたことに、すごく感動し、自分も救われた気がした。
終盤のカンバーバッチのうなずきの演技が、エンドゲームのときの、一つの可能性のときのシーンと被った。カンバーバッチのうなずきは、とても覚悟させられる。このうなずきは、終盤の大事なシーンで、真面目なシーンのはずなのに、キムタクがキムタクである、ということを思い出して、内心少しニヤけてしまった。この演技で、カンバーバッチのカンバーバッチであるうなずきになったな、という感じで。笑
エンドロールも、設計図っぽいつくりのが良かった。過去作、しかも制作会社を超え、更に、見事に繋ぎ合わせた。ほんとすごい。
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