このレビューはネタバレを含みます
西部開拓時代のオレゴン州。料理人のクッキーと中国人移民のルー。偶然出会った2人は意気投合し、この地に初めてやってきた一頭の牛から牛乳を盗み、ドーナツを作り一攫千金を狙うことに。甘くて美味しいドーナツはたちまち評判となり、村の権力者の耳にも入るが…。
おいしい話にご用心。まさにその通りの話。欲を出しすぎると良くないね。もう少しコンパクトに出来た感は否めないけど、あの終わり方からオープニングに繋がるのは良かった。クッキーはきっと頭を打った後遺症で亡くなってしまったのかな。ルーは後を射殺されてしまったのだろうか。色々想像できる感じでした。
そしてあの超絶不衛生そうななドーナツ、なぜかめちゃくちゃ美味しそうに見えるんですよ。不思議な魅力のある作品でした。