かわきよ

ファースト・カウのかわきよのネタバレレビュー・内容・結末

ファースト・カウ(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画初め。
ヤバいものを見た気がする。一つの映画をここまで線で観ることができたのは初めてかもしれない。
とにかくファーストカットからラストカットまでの矛盾が無くて、台詞も極力無くした上で、2人の感情の浮き沈みと別れと再会が気持ち良すぎるくらい並行していく様にあっぱれだった。ファーストカット効きすぎてるから、分かってるのに2人の行く先に涙が出た。最後、家の小窓に外の2人が収まってる画を観て、ずっと2人は一緒だって思えた。疲れるよな人生って。
あと、長回しが多かったり、終始静かなのに、盗みがバレてからの物語の疾走感なんなんなんだろう。静かなのにあっという間だったな。何か技があるのかな。凄かったな。
美しくて悲しいって、映画の感想でよく使うけど、これ両立させるのってマジでむずいと思うんだよな。完璧にできてるこの映画。

帰り道鼻血出たの多分必然。

すごい脚本。震えた。

牛可愛い。
かわきよ

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