このレビューはネタバレを含みます
冒頭のウィリアム・ブレイクの詩と、並んで見つかった二体の人骨から、友情に殉じる2人の話というのはネタバレしてるのに、2人の様子があまりに優しくて調和が取れてたから、もう何かの奇跡が起こって、2人が幸せに長生きして添い遂げて死んだんだと思ってしまいたくなった。いや、実際添い遂げてるというのはわかるんだけど、もう少し長く。。
映像や音楽も良かったけど、主人公たちの会話の積み重ね方も良かった。この2人、本当になんだか気が合ってるんだなぁ、としみじみ感じさせて。
監督の視線が優しいだけに、イギリス人商人(提督?)たちのアジア人や先住民の扱いも含め、刺さった棘のような辛さが後を引く。