このレビューはネタバレを含みます
西部開拓時代のオレゴン。
別天地への夢を抱くふたりの若者、川に飛び込んでの逃亡、そしてラスト・カットなど、ところどころで『明日に向かって撃て!』を思わせる。
ただしテイストはものすごく苦い。
絶望的な分断の時代である現代の『明日に向かって撃て!』はこう描くしかないとでもいうかのようだ。
ところで、全編を通じて森の場面や夜の場面が多いのですが、私には画面が暗すぎてなにを映しているのかわからないところがとても多かったです。
そういう不満を抱いた人は他にいないのでしょうかねえ。