このレビューはネタバレを含みます
何気ないところにクッキーの人柄が出ていて、とてもいい映画だった。キング・ルーが薪を割っている間に家の中を掃除したり、お花を活けたり。乳搾りしている間に彼が牛に語りかけるのがまたいい。やさしい人だね。
あと、ドーナツで一儲けしようという話をしている時も、2人とも手を動かしていることが新鮮だった。男性2人の会話にケア労働がちゃんと「存在している」ことをこんなに新しく感じるとは!
キング・ルーがお金の話ばかりしているのでハラハラしたけど、最後の終わり方もとてもよかった。全体的にとてもゆっくりした映画だった。