るか

ジャンゴ 繋がれざる者のるかのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.5
タランティーノにガッツリハマった…

アメリカ初期の奴隷制度について支配者(白人)×被支配者(黒人)目線の西部劇調で語る本作。人間は全員パンパンの輸血パックのごとく撃たれたら血が飛び出すし、クローズアップには「ビューーっ」っと効果音が入る。そんな近年では「やりすぎ」「ダサい」と思われがちな古典的なやり方でここまでかっこいいものが作れちゃうんだなぁ。ディカプリオの悪役も最高だった。
構図の美しさ、シネマトグラフィー、そして一見ミスマッチのような音楽のチョイス。この3点において芸術的なまでに上手いしオシャレ。すごいホント。
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