みずきち

ジャンゴ 繋がれざる者のみずきちのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.0
クリストフヴァルツの演技力にも、役であるドクターの奴隷制反対信条にも感動しながら観ていて、ディカプリオが出てきてからはなかなかハラハラさせられてとても良かった。アクシデントで血が流れても迫真の怒り演技が続いているところも最高だった。
ただし張り詰めた緊張感の先にいつものタランティーノドンパチが始まって、なんか今までのこの骨太のように思ってたストーリングは、結局この西部劇テイストドンパチを撮りたかったからなんだろうなあ…と、そこからもうどうでも良くなってしまった笑 
タランティーノファンは、ここで「待ってましたァ!」ってなるのだと思うが、私はこの暴力性描写はあまり好きでないので、フウ…といつもの展開にちょっと盛り下がる。
気に食わないのはそれくらいで、バッドエンドと思いきやその後の復讐劇は痛快でその後のジャンゴたちに希望が感じられる終わり方なのがとても良い。馬の鞍もわざわざ外して跨り、文字通りUNCHAINEDを実現していくのだが、絶対股痛いよね。
みずきち

みずきち