みずきち

ゴジラ-1.0のみずきちのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

初・ゴジラ系映画。映画館で、しかもTOHO新宿で観れて良かったなと思える映画体験だった。戦後すぐの日本が産んだ国民の恐怖感・トラウマの象徴であり、戦争へのアンチテーゼでもあるゴジラ。そのオリジンに忠実に作られた映画で、ゴジラへの恐怖・絶望感がビリビリと伝わってくる。起承転結・勧善懲悪・お約束胸熱展開とエンタメ映画を観た後のスカッと感が気持ちいい。
残念なのはあまりにもなご都合展開で、浜辺美波が生きていたところで一気に興醒めしてしまった。ゴジラを(一旦は)倒せたあとのみんなの喜び描写をもっと描いても良かったのではないか。前半とラスト30分の締めくくり、感情の釣り合いがとれていない。
同監督の「永遠のゼロ」久々に見返したくなった。
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