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ジャンゴ 繋がれざる者のmagic227のネタバレレビュー・内容・結末

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

この主題歌を映画館で聞けるとは思いませんでした、今にも棺桶を引きずったフランコ・ネロが現れるんじゃないかと錯覚しそうでしたね。セルジオ・コルブッチの「続・荒野の用心棒」は勿論テレビでしか観ていないけれど印象は強烈に残っています。特に主題歌を聞くと問答無用で燃えますよね。さて、フランコ・ネロのジャンゴは殺伐としたオーラをこれでもかと発散していましたが、本作は殺伐とした中にもあちらこちらにユーモアのセンスが見え隠れします。これを一手に引き受けているのがクリストフ・バルツ、ポランスキーの「おとなのけんか」でも抜群のコメディ・センスを発揮していましたが、まさしく人を喰ったようなシュルツというキャラクターを生き生きと演じていました。レオナルド・ディカプリオとサミュエル・L・ジャクソンの悪役ぶりも天晴れな出来栄え。この映画を一言で言えば「とにかく面白かった」これに尽きるんじゃないでしょうか。
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