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返校 言葉が消えた日のusamomのレビュー・感想・評価

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
4.2
台湾発のホラゲーを映画化
ちょっと苦手なホラー
と思ったけど、ちゃんと深みがあってゲットアウトみたいな不思議な感覚を味わえる作品で好きだった

日本がひきあげ中国がやってきた後の台湾
38年間にもわたって自由が罪と教えられ
政治的弾圧によって思想や言論の自由を説く多くの知識人共産主義者の処刑が行われた暗黒時代...真っ只中1962年の高校が舞台
発禁本を読む読書会を密告したのは...?なミステリーもあり
ほんのり恋心あり
悪夢と空想と現実、前後がごちゃまぜになってるような作りなのにわかりやすい

ゲームの内容をよく知らないのでこの作品のみで気になったことが...
主にチャン先生についてなんだけど、、
わざわざ水仙が好きというのは、自己愛とかのナルシストと捉えていいものなのか..
そうなるとなんだかいろんな娘にちょっかいだしてるヤツにも思えてきたり..
先生のおうち映画行くのあたりまえ?..
女子高生と先生どうなのよ..なんていろいろモヤった
自由を求めるチャン先生、今この時代でもそういう自由は許されてませんよ
(いい言葉メッセージを残してたからそういう感じじゃないのはわかるんだけど、じゃぁなんでわざわざそうした?)
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