もえこ

きみの瞳(め)が問いかけているのもえこのレビュー・感想・評価

4.8
ありとあらゆるところに、伏線が散りばめられていて、その伏線に気がつくたびに涙腺を刺激される作品。

暗い過去を持つ青年が、愛する人のために自らを犠牲にして、赦しを求めて闘う姿には、儚さと切なさがあって、胸がえぐられるような苦しさがあった。

そして、盲目で辛い過去を持っているのに、どこか無邪気なあかりの、陽だまりのような温かさに、見ているこちらさえ「守りたい」と思ってしまう魅力がある。

横浜流星さん、吉高由里子さん。
感情を揺さぶる天才なのでは…?
見終わって数時間経った今もなお、余韻が離れない。
もえこ

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