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プリズン・サークルのokawaraのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
2.0
「対話」による更生が大半ですが、これ、「対話」になっていませんよね?

(この映画の)犯罪者たちに欠けているのは、健全な環境でも、親の愛でもなく、理解力と想像力です。

「どうして犯罪は許されないのか」を問うことなく、「どうして犯罪を犯したか」ばかりを問う。
当然、他者の痛みを理解することも想像することもなく、自分の痛みを知ってもらうための「演説」合戦開始。

一部、ロールプレイングに希望を感じましたが、後の祭り(のような演出)。

更生プログラムを無事修了したところで、社会復帰は無理でしょう。

作品としても、過剰演出。
もしプログラムの切り取り方が、情に左右されているのであれば、なおのこと。
こんな不真面目なドキュメンタリー、初めてです。
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