ねこ

プリズン・サークルのねこのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
4.0
教育に携わる者としても、受け取るものが多かった。更生して出所したはずの人が、仕事が長続きせず、何もやりたい事がないと吐露し、また同じ道を辿ろうとしていたのが印象深い。TCでは強制的に対話の機会が作られていたが、社会に出ればそうはいかない。対話は続けていかねば。 社会から関心を持たれていないという意識が人を法の外へ追いやる。子供時代に自己肯定感を高めてあげる事がどれほど大きな価値を持つか。刑務所という極端な視点ではあるが、まざまざと見せつけられた。
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