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リチャード・ジュエルのshoichiABEのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.0
爆弾テロが起きた時に第一発見者として人々を誘導して被害を少なくした警備員の実話をもとにした作品。彼はその後、国民的ヒーローとして扱われるが、FBIが容疑者の1人として捜査していると報道されると世間は一変する。
安っぽい作品だと思って軽いノリで見始めたけど、作り方が凝ってるなと思ったら監督がクリント・イーストウッドだった笑。さすが。
作中ではFBIが捜査の一環で容疑者に嘘をついて署名させるシーンがあったんだけど、90年代ってそんなずさんだったのだろうか?恐ろしい。
容疑者にされる主人公が正義感が強すぎて問題を起こすし、ママとの二人暮らしの巨漢であることから警察や世間から疑われる。そのなんとも不器用な主人公をコメディアンでもあるポール・ウォルター・ハウザーが上手く演じている。
助演の弁護士役が演技が上手くてクリスチャン・ベールなのかなと思ったら、サム・ロックウェルって人だったw
ただ、物語にシリアスさが足りないなとも思った。
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