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リチャード・ジュエルのariのネタバレレビュー・内容・結末

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

無実なのに容疑者として疑われるのは、いかがなものかと思うけど、なんていうか本人の行動も疑われてもしょうがないような気もする。前科があるし、銃を異常に持っているし、税金も払っていなかった。
おまけに弁護士の言うことも聞かない。
これでは弁護士に見放されてもしょうがないと思った反面、実際に自分が疑われたら同じようになってしまうのかな、とも思った。
いずれにせよ、ワトソンは見放さなかった。
今まで同じような容疑者をたくさん見てきたからだろうか。それともリチャードを助けたいという気持ちが強かったからなのか。それは本人にしかわからないけれど、結果的にワトソンがリチャードを最後まで信じたからこそ、無実が証明されるに至ったと思う。

最後にリチャードがFBIに言ったことは、今までのリチャードからして、そんな風に言いそうになかったので意外だったが、まさに正論だった。
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