試写会にて。
事件の詳細や流れなどはほどほど。そこに注目してしまうとイマイチに感じてしまうかな。
大事なのは情報を扱うメディアの姿と情報に踊らされる人々の姿からなにを思うのかということ。
20年以上前の事件のお話だけど、今の世の中に響くメッセージのある作品だと思います。
ハドソン川の奇跡のようなラストの言葉の重みはさすが。
劇中最高の正義があると信じられていた合衆国連邦の「丸い」マークとリチャードの家のドアについている「丸い」覗き穴。
一体どちらに正義があったのか訴えかけてくるかのような対比の1シーンにはやられました。