ムビっ子タウリ

リチャード・ジュエルのムビっ子タウリのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.0
メディアや政府の怖さを教えてくれた。
しかし88日間という時間にしてはあっさり疑いが晴れたなという感じ。冤罪になる苦しみよりはマシかなと。そこまで見ていて同情を呼ぶものではなかった。
リチャードの性格もあり、あまり怒りを表に出さない。権威への信頼感が強く捜査には協力的に見えるが、実は不信感がバリバリといったところに驚かされた。最後に警官になったのも権威への信頼が回復したということなのか?

ストーリーは飽きずに楽しむことができた。
クリントイーストウッド監督作品はアメリカンスナイパー以来だが、特に作り手のいやらしい感じがなく、自然に物事が進んでいく。