Hiroe

リチャード・ジュエルのHiroeのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.0
アトランタ五輪の際の爆破事件で、爆弾を見つけて周りから人を遠ざけたとして英雄扱いされた男が、3日後に「真犯人は英雄視されている彼だ」とメディアに名指しされたためにどん底に陥った実話。クリント・イーストウッドらしく余計な感動や盛り上げを極力廃し、正に実話に沿った話になっているところに好感が持てます。実際のリチャード・ジュエルの映像も見たのですが、もう少し歳上に見えるものの、雰囲気は似ていました。メディアスクラムによる冤罪は、この事件だけでなく何度も問題になってますが、なかなかなくならないですね。救いは、彼が死ぬ前に真犯人が捕まったことでしょうか。また、彼はこうして映画化されたことはどう思ってるんでしょうね。
一方で、今年五輪は東京に来るんですよね、五輪を狙ったテロって調べてみたら案外多くて、気をつけないととも思います。
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