水のまち

雨月物語の水のまちのレビュー・感想・評価

雨月物語(1953年製作の映画)
5.0
地獄の対義語は天国だが、誘惑は欲望の対義語になり得ないような縺れ。戦国時代のプリミティブに、より赤裸々に揺れる心情。生きるということの戒め。
あらためて、物語だけではない映画の魅力に気づかせてくれる、別次元の映像の完成度に、今でも日本には侍がいると思われている理由を見つけたようだ。
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