雨月物語の作品情報・感想・評価

「雨月物語」に投稿された感想・評価

京マチ子の妖艶さが凄まじい。
どう考えても人間じゃないオーラ。
動くおどろおどろしいお雛様。
もう一度きちんと見る履歴。
白と黒、光と影、男と女、夢と現実
様々な対比が描かれた素晴らしい作品でした。

男は金や出世を目指すのだが、女は平凡な生活だけを臨んでいるところが違いますね。

ホラー映画っぽいけど、そこには能とかにある幽玄さがあります。
人は死んだら肉体は朽ちるけど、精神はまだ残る。このことは人間に良くも悪くも影響を与えています。

本当、家庭を大切にしましょう!
主人公は失って初めてその大切さを理解します。また、そこからの再生も描かれていますが、当時の敗戦国であった日本人にはうまい具合に受け入れられたと思います。
dude

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4.2
めちゃくちゃ面白いし怖い。朽木屋敷の場面は全部たまらん。前半に登場人物が画面の枠外を見ているという構図が多く散りばめられ、それが「目先のものに気を取られて妻の危機に気付かない」という話の筋と重なっていて唸る。
tomtomcafe

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4.0
上田秋成の「雨月物語」のうち、「浅茅が宿」と「蛇性の婬」の2編をお互いに補完し合う形で1つのお話に見事にアレンジ。
戦国時代、田舎で貧しい暮らしをする陶芸工は、妻に反対されながらも一獲千金のために命がけで焼き物を売りに都会の市に行くのですが、謎の美女に魅入られてしまい帰れなくなる…、というお話。
2組の「身のほどの生活を望む妻」と「危険をおかしてでもよりよい生活を望む夫」の物語ですが、どちらの夫も大きな代償を払って、何事もない日常がしあわせだと気づきます。その過程が滑稽でもあり不気味なのでした。
また、カメラワークが独特で、特にラストのワンカットで表現した囲炉裏のシーンは、思わず見返したくなるくらい巧妙にできていました。
mika

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3.0
金欲、出世欲、情欲、夢、が身を滅ぼさせたはなし。
でもほんとに農村にずっといたのがよかったのかな…
堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

5.0
転倒の主題。蝋燭の位置、屋敷に入る際の揺れる扉のショットがいい。

屋敷から家へ戻ってくる長回しもいい。カットによる断絶を入れずにいることで幻想を表象するうまさ。
ほたて

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3.8
欲には気をつけようと思うた

個人的に
この時代に「待てェ」「アライヤーン」的な
やりとりがあるのは衝撃だった
いの

いのの感想・評価

4.1


この世とあの世の境界線が揺らぐ


戦国時代で、死者はすぐ近くにいた時代
自分もいつ死者になるかわからない時代
果たして自分は生きているのか、
それとも死んでいるのか、
その境目もあいまいな時代


お墓は家の隣にある
いつだってそちらに行けるし
いつだってそちらから戻ってこられる


映画はずっと幽玄美
世阿弥とかも出てきそう


境界線の曖昧さや美しさが、とことん追求されている
特に、舟で渡る時の、靄の圧倒的な美しさ
靄に包まれた世界
自分もあちら側に誘われて、行きたくなる


地下深くにもぐると、“ 顔なが ” が出てくるように、
川を渡り、カメラが横に動けば、美しい京マチ子がおでましになる


境界線は曖昧なままで、いつまでもたゆたうている



*製作されたのが1953年。戦争による喪失感がいかに深いものであったかを私なりに想像すると、この映画はひょっとすると、戦争はもう嫌だという気持ちの再確認のみならず、多くの観客にとって、ある種の癒やしや弔いになったのかもしれません。

*原作未読、初観賞

*村上春樹の『騎士団長~』と対談集『みみずくは~』を、わりと最近読了。
大人の奇譚。途中からテイストが随分変わってきて、ここぞとばかりに監督の作家性が際立つ。役者はというとドタバタコメディぐらい大袈裟だったりするので妙な塩梅。4k対応で観る古いDVDみたいな。
時代の特性もあるのかもしれないが、小津しかり作品に余韻を残さない。ラスト怒涛の展開なはずだけど、切り替わるカットの早さに気持ちを残す暇がない。これは好みもあるけどあまり情動を煽りにきてる作品を俺は好まないので気にならない
のが

のがの感想・評価

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日本の白黒映画を初めてちゃんと観た
長回しが多かった

今までも観る機会があったけど寝てしまっていた
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