大事なものはいつも近くにあり、それに気が付いた時にはすでに遅い。
なんてことは生きているとよくある。
源十郎も藤兵衛も、失ったものも代償もあれど、最後にはそれに気がつくことができてよかった。
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初の溝口健二作品
欲にまみれた戦乱の世の中で、欲に翻弄される2組の夫婦の顛末を描く。
前うまくいったからといってまたうまくいくとは限らない。このセリフが全てな気がする。
欲があったからこその成…
初めての溝口健二
美しい。美しいという言葉はこの映画のためにあるのかもしれない。'映像が美しい'とはこの映画のようなことを言うのだと、直感的に感じた。配置がどうとかカメラの技術がどうとか素人の私に…
御法度で雨月物語の話があったのもあって見た。
着物は甲斐荘楠音のデザインで、前に個展に行った時に、日本画と共に着物が沢山展示されてたのを思い出した。めちゃくちゃ綺麗だった。
映像は本当に凄い。本当…