びらびらマン

雨月物語のびらびらマンのレビュー・感想・評価

雨月物語(1953年製作の映画)
4.5
映画が総合芸術だと改めて感じることができる作品

時代を超えた名作って見てる時になんとなくずっとザワつく感覚があるんですよね

ワンシーンワンカットの気持ちよさで展開が早いため97分間を秒に感じつつも、内容としては長く感じる綿密さもあります

強くもあり、恐ろしくもある「女性観」と何かが手に入ったと思ったら何かが変わってしまっている儚さ、「諸行無常」が色濃く感じられる