このレビューはネタバレを含みます
野球部に所属する女子高生がプロを目指す物語。
女性が投げたら驚かれる130キロを投げても、男社会のプロの世界では150キロオーバーを投げる選手がたくさんいる。
それならばと、速球へのこだわりを捨てて決め球をナックルボールにするべくひたすら練習練習練習。
真っ向からでダメなら機転を効かせればいいと気づかせてくれたコーチと、それを受け入れて努力を続けた主人公が素敵だった。
速さではなく技術で打たれないようにすることはできる。
ナックルを習得したことで、自信のあった速球も効いてくる。
圧倒的に不利な立場でも、自分の持つ武器に気づき、磨くことで道は拓ける。そんなことを教えてくれる映画。
野球のことがわからなくてもストーリーが単純なので見やすいはず!