汗臭い根性論よりも才能と性別と現実社会にどう折り合いつけるか?というシビアな韓国映画です。
主人公スインは、才能があると誰もが認めるピッチャー。
でもプロ球団は女だから無理と門前払い。
だったらど…
好きな漫画「高校球児ザワさん」を少し思い出す。
野球のプロ選手を目指す少女の話。
「性別とは関係なくプロ選手になるのは難しい」
野球する少女の物語と言われるともっと努力努力努力のスポ根を想像して…
「良い題材も実写映画では難しい」
王道なサクセス・ストーリーで【起承転結】もしっかりしているはずなのに、なぜかハッピーエンドとなる結末にカタルシスが感じられない。とにかくモヤモヤとしたものが頭や心…
ピアノの旋律もあって非常に抑えた印象の作品
スポ根ものではないので、逆境や差別をバネにうおおぉというのはなく 一見するとぼんやりしているが、それでもコーチとの二人三脚というのがドラマの軸にはなって…
女性がプロ野球選手を目指すという簡単では無い事を、過剰な演出をする訳でもなく、すごく自然に表現しているのが好印象。
している努力も淡々と、押し付けがましい感じもなく、結果に対してもごく自然に。
誰に…
© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED