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ひとつの太陽のyayouのレビュー・感想・評価

ひとつの太陽(2019年製作の映画)
4.0
いきなり冒頭から心臓がバクバク。ホラーじゃんか!聞いてないよ〜 台湾映画
スープに🫱ヒー😱

アーフーは少年院に。
出来のいい兄と、教習所の先生の父、子ども思いの母と、アーフーの子を身ごもっている15歳のシャオユー。

お兄ちゃんがなんで死んだのか、最後までわからなかった。でもそれは死んだ人にしかわからない。残された人はただ考えるしかない。
ずっと陽の当たるところでは生きていけなかったのか。自分にも陰が必要だったのか。

アーフーのトラブルの元を取り除きたかった。それは、見ているこちらも思う。どうか悪の根源よ、ひきずりこまんでくれと、願いながら見ていた。

先がよめるようで、想像どおりにはいかないストーリー。
見終わっても考えがまとまらないけど、見てよかったと確実に思う。

少年院のあのボス的な子とは、信頼関係を築いたのだろうか?退所後は全くでてこなかったけど。アーフーの退所が決まった時にみんなが歌い出した「花」は、涙がでそうになった。 

今を生き、自分の道を選ぶのが人生だ。
お父さんは、いつも同じことを言う。
認めていなかった息子アーフーのためにしたことは、お父さんの選択した道だったのかな。


ラストは、、自転車窃盗はもちろんのこと、二人乗りも日本だとアウトなのよ〜



※第56回金馬奨作品賞など「返校」とともに最多5冠
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