地球外生命体

マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語りの地球外生命体のレビュー・感想・評価

3.6
ハート型の鼻を持つミックス犬マロナの生涯を、手書きをベースとした独特なアニメーション表現で描いた長編アニメ。

血統書付きの母と少し乱暴な父との間に生まれたミックス犬マロナは、同時に生まれた9匹の末っ子であることから「ナイン」と呼ばれる。彼女は生まれてすぐに曲芸師マノールの手に渡り、「アナ」と名付けられる。アナは大好きなマノールと幸せな日々を送るが、マノールの新たな仕事が“犬禁止”だと知り、彼のもとを去ることを決意。寂しく通りをさまよっていた彼女は、エンジニアのイストヴァンに拾われ、「サラ」という新しい名前をもらう。イストヴァンからはかわいがられたものの、彼の家族からひどい扱いを受けたサラは家を逃げ出し、公園で少女ソランジュと出会う。新たな名前はマロナ。持ち前の愛くるしさで家族全員を魅了し、絆を深めていくマロナだったが……。

2019年・第32回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」では、『マローナの素晴らしき旅』のタイトルで上映された。日本語吹き替え版では、主人公の犬マロナの声を『この世界の片隅に』ののんが担当する。

★2019年ヒホン国際映画祭
観客賞
★2019年富川国際アニメーション映画祭
作品賞
観客賞
★2019年ストラスブールヨーロピアンファンタスティック映画祭
審査員特別賞
★2020年モンストラ・リスボン・アニメーション映画祭
グランプリ
観客賞
サウンドトラック賞
★2020年ルーカス国際子ども映画祭
作品賞【Children's Section】
ECFA賞
★2020年ダブリン国際映画祭
審査員特別賞
★2020年ゴポ賞
音楽賞
★2020年東京アニメアワードフェスティバル
長編グランプリ【コンペティション部門】
★2021年アヌシー国際アニメーション映画祭 
アンドレ・マルタン賞【Best French Film】
★2021年第24回 文化庁メディア芸術祭
優秀賞【アニメーション部門】
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