Awayの酸化のネタバレレビュー・内容・結末

言葉がないにもかかわらず、場面や世界観、状況に対して鮮やかに描いてあるため、見始めてすぐに物語の世界に入り込めるように楽しめました。

音の使い方や、少し現実と違うようなファンタジーらしい雰囲気も独特で、緊張感とほっとするところもあり、最後まではらはらして見ていました。
微妙な諦めみたいな感覚が漂う世界の雰囲気と、最後までどこかを目指す主人公たちが素敵でとてもよかったです！

ただ、日本語版のエンディングはいかにも「鑑賞者の感動を狙った」感が否めず、鑑賞後の余韻を強引に上書きされそうで気になりました。（せっかくセリフがない作品なのに、日本語歌詞が普通に入っているエンディング曲は、アーティストの方がわるいわけではなく選曲した側がわるいとは分かりますが、どうにも合っていない...と感じました。）
個人的には、日本語版のエンディングは不要かな...と思いました。