とら

夏時間のとらのレビュー・感想・評価

夏時間(2019年製作の映画)
3.2
前半部分をほぼ眠ってしまった。観始めるときから瞼が痙攣していて、危ういとは思っていたが、案の定。

と、自身のことを棚上げしておいていうのもなんだけれど、この映画で少女はよく眠る。
眠っている間に、なにか事態が進行してしまっていて、それに動揺してふたたび眠りに落ちてしまう。

全体を柔らかく包み込む淡い光はまどろみのようだ。そして、泣き疲れ目覚めたあと、風景はビビッドなものへと変貌している。

まどろみの少女期からの目覚め、だろうか。
とら

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