花粉症の時期にこのような作品は観るべきではない、という教訓を得ました。
鼻炎薬のせいで、眠くて……。
とはいえ、集中できる作品を観てる時は眠くならないので、単純にわたしには合わなかったということだと思います😩
もっと、人生経験を積まなければ!
ペドロ・コスタ監督作は初めての体験。
ヴィタリナの演技も素晴らしい!構図に至っては、心臓がキュッっとなるほど完璧でした。だけど、暗がりの中で話が進むため、眠気が抑えられない……😢
ポルトガル・リスボンに出稼ぎに出た亭主とヴィタリナは長い間、音信不通に。故郷で帰りを待っていたヴィタリナの元に、ある日、夫の訃報が。リスボンに向うものの、すでに夫の葬儀は済み、彼女は遺体と対面できませんでした。
暗闇は、夫に長い間思い出してもらえなかったヴィタリナの悲しみ。ほんの少しの良き思い出は、鮮やかな映像で写されます。
とても映画的な表現だなぁと鮮烈な印象を受けましたが、暗闇9.5に良き思い出0.5なのです……。
ヴィタリナの悲しみが私の理解を超えるほど深すぎて、いつのまにか現実逃避してしまったのかもしれません😴