ドンゴロス

ジェントルメンのドンゴロスのネタバレレビュー・内容・結末

ジェントルメン(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

スキ💦💦💦💦💦💦💦💦!!!!(一部、納得はいかないが)

コードネームアンクルが好きすぎて、めちゃくちゃ期待していたんですけど、やっぱりおもしろかったです😊

映画の半分以上が既に起こったこととして物語的に進んでいくので前半は説明が多く(進むのも早い)、話を理解するのに必死だった。しかも語り手と聞き手はその物語にあまり参加していない(語り手においては傍観者的立ち位置)。だから彼らがこの物語にどう関わっているのかよく分からず退屈だったというのが正直のところ。

というのも聞き手がその物語に登場してくるまでは!
聞き手、つまりレイモンドが物語の主人公の側近として、物語に参加してきたあたりから関心を惹かれて、次々と出てくる個性的なキャラクターたちに、そしてめくるめく展開に、もう夢中になっていた〜😓
とくにトドラーズが出てきたあたりで異色さに度肝を抜かれたよね。でもそれもまた違ったオシャレさで、決して泥臭くはない。ガイリッチー…。
ちなみにこの展開のしかたは、ちょっとスナッチっぽさがあるかな。

しかし、冒頭に書いたように、トドラーズが人殺しをしてしまったことについては腑に落ちない。あくまで彼らは「ギャング」に過ぎないのだから、人殺しはヤダー!!!って思った。でもこの拍子抜け感?もガイリッチーなりのコメディ要素なのかも(人殺すんかい的な)。

オープニングの映像、音楽、衣装どれをとってもオシャレ、スタイリッシュ!!それぞれのキャラクターの個性も際立っていて、本当によかった〜。
チャーリーハナムの出演している映画ほとんど観たことなかったんだけど、ハート射抜かれました。

ちなみに本作、監督や出演者のわりに話題にならなかったような気がするんだけど、どうなんだろう。コロナ禍だから?キノシネマ売り方下手なんじゃない!?って思っちゃったよ。
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