一応話はミステリのようだが、ずいぶん遠回りさせた挙句の結末というところ。
私立探偵のカーソンが旧友やかつての恋人がいる街で、療養所での依頼を受けるが、そこには裏が。
ジョン・トラボルタとモーガン・フリーマン。
そしてかつて名の知れた俳優たちが大挙として出るが、それは話を盛り上げることにはならない。
結局のところ八百長がどうのこうのというのは意味があったのかも怪しいし、一番の問題は真犯人が誰でも良い点。
こういうのはミステリとしては下手くそな領域なので、自ずと作品自体も微妙となる。
まあトラボルタ自体はハードボイルドしているので、その点は楽しめたかと。