コキア

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のコキアのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず、人智を超えた神作画だった。
劇場の迫力増す大画面×神作画×劇場独特の重低音×声優さんの熱い名演技は最高。

無意識領域の善逸と伊之助、原作同様面白く描かれていた。

禰󠄀豆子を助けにくる善逸がカッコ良すぎた。
引きの構図で列車の中で雷の閃光が走る所がもう本当に格好良くて最高。

炭治郎が泣きじゃくる所は花江夏樹さんの情熱大陸を見てから見ると、迫真に迫る演技の理由がチラついて、余計に切なくて悲しい。

炭治郎が夢の中で失った家族と再会するシーンや葛藤しながら夢から覚めるシーン、煉獄さんが上弦の鬼と闘うシーン、最後に母親に会うシーンなど大切な場面が丁寧に描かれていた。
特に煉獄さんの視界がぼやけて、泣きじゃくる炭治郎から母親の姿が現れるところが最高。
最後に母親の言葉を聞いて笑顔になる煉獄さんは流石に涙を誘う。

エンディングの曲は作品にピッタリ。
そして煉獄さんの姿がエンドロールで次々と…
もう煉獄さんロスが凄まじい。

原作で話を知っていたとしても、映像美や声優さんの熱い演技のおかげでより一層楽しむことができ、更にキャラクターに感情移入できて好きになれた。
煉獄さんのファンになるのは必至。
コキア

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