あーな

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のあーなのレビュー・感想・評価

-
今年最後の劇場観賞作品。

興業収入一位にもなり、やはりちゃんと劇場で観ておかねばと思い観賞。鬼滅の刃の知識は、妹から得られた基本的なキャラクタ情報とストーリーのアウトライン、そして日々pixivで目にする二次創作の情報から構成された状態で突撃。もはや公式なのか創作なのかわからないけれど、意外と煉獄さんのキャラクタが想像通りで笑った(あのニコニコしながら「うまい!」とか公式なのか!w)。

初鬼滅の刃の感想。

一番の衝撃だったのは、すごく素直な子供たちが戦いに身を投じているんだということ。あの状態で敵に卑怯だぞと叫べる純真さにおばさんはびっくりです。
怒りには叫びを、悲しみには大粒の涙をこぼして、全身で感情を表現する姿をみて、こんな子供たちまで戦わなければいけないほど戦況は思わしくないのかしらと無駄な心配までしてしまう……。そもそもあの列車に加勢三人とか、少ないよね? それだけ人手不足なんですか? 冒頭のお墓の描写は、もう人が足りなくて大変なんです、ってことなんですか?

ムキムキあー様(あの鬼さん名前わからない)が、今いちなんで登場したのかわからないんだけど、あの人は前からああやって強引なスカウトをしてたんですか? なんか、前触れもなく「鬼になろう!」みたいな勧誘が、強引すぎてちょっとへたくそじゃないかな?と思ったり思わなかったり(小声) 
でもあの鬼さん少し脳筋ぽかったから、いいと思ったら直球で勧誘するタイプなのかもしれない。あと鬼さんたちもヒエラルキーのなかで戦っているようだったので、鬼として生きるのもラクじゃないのでしょう(成果を出さねば解雇される(比喩的)くらいの気迫を感じた)。

あとは、モノローグだったり実際に声に出したり、たんじろう君の感情をこれでもかと教えてくれるんだなということ。たんじろう君が考えていることは基本的に観客側に全部伝わってくる。これってすごく少女漫画っぽい表現だなと。

そして印象に残ったのは、最期、あのように自分の言葉を誰かに伝えられる時間があるなんて、とても稀有なことだということ。多分人知れず思いも伝えられず死んでいく人がほとんどだと思う。そのなかで、あの人の言葉はあの三人の中で生き続けることの凄さ。このエピソードが岐路なのかなと思った。


お館さまと呼ばれていた方が、なんで顔上半分が火傷のような腫瘍のような状態なのか気になりすぎたので、今度会ったときに妹に聞いておこう。
あーな

あーな