このレビューはネタバレを含みます
作画は良かった。
が、ほぼ汽車の中で、でっかいピンクのウネウネがいて、画面に変化がなく退屈だった。
これはストーリーと鬼の大雑把すぎるデザインのせい。
でその問題のストーリー。
話のあらすじが下手くそ過ぎないか?
本編のキーマンの煉獄さんと、炭治郎は以前に一回会っただけ、他の2人は初対面。
汽車の中で検札後すぐにそれぞれ寝てて、起きて戦い始めてからもそれぞれ別の持ち場で、ほぼ知らん人なのに煉獄の死にそんな大号泣出来るか?
しかも煉獄の最後は唐突に出てきた上弦の鬼のせいで、汽車はあまり関係がなく、夢見させる下弦の鬼の意味って何?
汽車の中でうじゃうじゃやってる内に、上弦の鬼がもっと絡んでおくべきでしょ。
それに折角眠らせる話なのに、炭治郎が起きる前に善逸の見せ場を作ってやらないのは何故?
みんなが目覚めるキーに使うべきじゃないの?
寝たまま一回触手切るだけじゃん。
舞台が汽車っていうのも活かせてなさすぎ。
舞台が移動する事で困難になることとか、逆に問題解決のヒントになるとかが何もなく、ホテルでも長屋でも良かった。
はっきり言ってザル。
どこで泣けというのか。
原作通りとのことなら原作がダメダメなんだろうね。
TVアニメシリーズは背景の美しさと空間の取り方と動きで26話まで見通せたが、原作漫画は途中で飽きた。
絵がキレイなだけに、勿体ない。